話し上手になりたければ○○から学べ!
話し上手になりたければ○○から学べ!
今回はトークスキルを上げるために大切な方法について書いていきます。
塾講師バイトから教員時代、私も話し方について色々と悩みました。
「どうやったら、心に響くトークができるだろう」と。
学校に来てくださるお芝居の方々や普段のテレビ番組、YouTubeからも話し方について色々と学びました。
その結果、個人的に一番参考になると思った界隈がいたのです。
いったい誰なのか?
さっそくお伝えしていきたいと思います。
トーク術は芸人から学べ!
いきなり結論です。芸人から学びましょう。
特にお笑い芸人さんたちです。
彼らはブレイクする前の売れない時期から必死にトークを磨いてきたのです。
大半は少ない収入でバイトをして稼ぎつつ、芸人として活躍してきているはずです。
なんとしても競争率の高い、芸能界で生きていくために。
周りが安定の道を求めて就職する中、諦めずに続け、遅咲きをして成功する芸人さんもたくさんいます。
そんな貪欲さの塊である芸人さんたちから色々と学ぶ部分があります。
私自身、大学生から教員にかけてお笑い番組のトークをひたすら見ていました。
「心を揺さぶるようなトークとはなんだろう。」
塾講師のバイトに行く前にYouTubeのトークを紙に書き出しながら、
なぜこんなに面白いのかを考えていました。
お笑い芸人のトークは人によりますが、基本的にトークの化け物だと思っています。本当にすごいです。
学ぶ価値は大いにあります。
具体的な方法
芸人を分析した結果、上手に話す方法はいくつかあることがわかりました。
話し上手になるための具体的な方法について紹介させていただきます。
間を使う
間です。間。間がトークを制するといっても過言ではありません。
間を使う時の注意点としては、意識しながら使うことです。
普段からゆったりテンポの人が、間を使ってもあまり効果はありません。
「、」を間だと思って読んでみてください。
(普段からゆったりver.)
私は、今日、外をのんびり歩いてたら、つるんって転んだんですよ。
なんだろう、って思って、足元を見たら、バナナ、が落ちていたんですよね。
そんな、マリオカートみたいなこと、あるのかって、思いました。
いかがですか?心を揺さぶっているボケの部分が見えにくいですよね。
せっかく内容は面白いのに、聞いてる人の感情の動きは平坦になってしまいます。
素材であるネタの内容は面白いのに、なんだか聞いていてつまらない…
話し方も大事ということです。
ではこれはどうでしょうか?
(メリハリつけて間を使うver.)
私は今日外をのんびり歩いてたら、つるんって転んだんですよ。
なんだろうって思って、、、足元を見たら、、、、、、「バナナ」が落ちていたんですよね。
そんな「マリオカート」みたいなことあるのかって思いました。
どうでしょうか?
バナナとマリオカートを「」を使って強調したのもありますが、内容にメリハリがついていて、心を揺さぶっているボケの部分が見えやすいと思います。
「間」はここぞという時にガツンと使いましょう。緩急をつけることでよりパンチが効きますよ。
普段のトークのテンポを作る。
いろんな芸人さんを見ると、他にも面白いことに気づきます。
ウケている芸人さんでも世代ごとにトークのテンポが全然違うのです。
具体例を挙げましょう。
さんまさん、紳助さん、ツービート世代の人たちのトークのテンポはかなり速めです。
対して、ダウンタウン世代のトークはテンポがかなり遅いのです。
当時のお笑い界の流行りがあるとは思いますが、意図してテンポを作っていると思われます。
人々がどんな時に笑うのかを徹底して考え抜いた結果、笑いが起こりやすいペースに合わせているのかもしれません。
普段のテンポを意識して話すことで、話を受け取る側の気持ちの変化を作ることができますね。
最後に
今回は芸人から話し上手になるコツを学べること。
そして「間」と「テンポ」を使うことの大切さについて書かせていただきました。
今回紹介したのはほんの一部に過ぎません。
他にも話し上手になるコツはまだまだあります。
バラエティ番組を見る際は、「参考になるところはないかな?」と芸人さんたちを観察してみてください。
きっとその中にヒントはあると思います。
最後まで見ていただきありがとうございました!
ではまた(^^)
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るりびたき(iOS,Androidエンジニア/元小学校教員/ピアノ/バックパッカー)
4年間小学校教員として働いていた頃、海外一人旅で毎日を必死に生きるカンボジアの子どもたちに心を打たれる。
世の中のために自分ができることはないかと模索する。
そこで、一人でも多くの人が「きっと未来は明るい」と思えるような作品を作りたいと思い、ブログを始める。
現在はエンジニアとしてiPhone・Androidのアプリ、IoTの製品を日々開発。幼い頃から弾いてきたピアノも日々練習中。
今まで訪れた国は香港・タイ・台湾・カンボジア・インド・ベトナム・ラオス。