Travel

混沌の中にある美しさ

去年の1月、インドへ行った。

1週間弱という期間だったが、

異文化に溶け込んだ感じがした。

日本にはないものを得たという感じがする。

ガイドさんによると、

インドには主な宗教の数が9個もあるそうだ。

それによって、服装もバラバラ。

ターバンを巻いている人もいれば、

顔が露出しないように隠している人もいる。

みんな自分の習わしに則って行動しているのだ。

信じるものによって、行動は変わる。

つまり何を信じるかだ。

信じるものが決まっているため、

自分の軸が定まっているんだろう。

不平不満を言い、周りのせいにしている人は少ない。

さらに気づいたことがある。

野生の動物が多いということだ。

野生のクジャク。

野生の牛。

インドには牛を殺してはいけない風習がある。

信号機の前でおすわりをしている犬。

タージマハールの敷地内にダックスフンド?

とにかく色んな生き物がいる。

多宗教の人間と多種類の野生動物。

こんなに異なった色がたくさんあると、

争いが増えるのではないか?

そう思った。

だが、

驚くことに仲良く共生している。

信号がなくたって、車が譲る。

困っている人がいたら、声をかけてあげる。

そんなルールはこの国にはない。

でも、ルールがなくたってできるのだ。

混沌の中にある美しさだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です